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2007年5月 4日 (金)

犯罪・死刑制度について

多くの人は犯罪と呼ばれる類の事柄に係わったことはないだろうが、明日の我が身でもあるし、他人事として無視するわけにはいかないだろう。

現在の日本では、犯罪被害者の裁判等における権利や、経済的・精神的支援は極めて貧弱であり、報道被害も深刻である。

殺人事件の場合、被害者遺族の心の傷を癒すには、報復(死刑)が最善であるかのような意見を、マスメディア(特にテレビ)から聞くことがある。
しかし、死刑制度反対を訴えている被害者遺族の方がいることからも分かるように、精神的支援に単純明快な答えなどなく、本当に真剣に考えていかなければならない問題である。

犯罪加害者に関連して、頭では悪いことと分かっていても、犯罪に繋がるような衝動(例えば性的なものなど)を抑えることができず、思い悩んだ挙句、自殺するという例もある。
つまり、本人の意思や良心の問題として済ませることのできない事例もあるということだ。

諸外国では、刑罰を重くするばかりではなく、矯正や治療、保護観察などにも力を入れているが、この点で日本は遅れていると言える。

共生できるよう努力することよりも、排除してしまうという安易な手段を支持する者は、犯罪を他人事としか考えていないのだろう。

抑止効果に疑問があることや、冤罪の可能性などから、私は死刑制度に反対である。
ちなみに、先進国で死刑制度があるのは、米国と日本だけである。

誰もが共生できる社会の実現に向けてできることを考えたいと思う。

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