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2007年5月12日 (土)

ストックオプションに反対!

役員や従業員への報酬として、あるいは資金調達の手段として「ストックオプション」が用いられることがある。
ストックオプションの詳しい解説は省くとして、これに対する私の考えをまとめてみる。

資金力の乏しい企業がストックオプションを活用するのは分かるが、資金面で難のない企業がこれを用いることは受け入れ難い。

資金面で難のない企業がストックオプションを役員や従業員への報酬として用いるのは、株主の利益(株価の上昇)と役員・従業員の利益を一致させるためだが、私はこれには反対である。
仮に肯定すとしても、10%弱程度上の価格に権利行使価額を設定することが多く、この程度なら業績云々に関係なく上昇し得る範囲であり、既存株主の利益が損なわれるだけである。
そもそも株価は市場が決めることであり、基本的には役員や従業員が直接関与すべきものではない。
役員や従業員は真面目に仕事をし、株主へ適切な報酬(配当)を支払っていれば、市場はそれなりの評価をするものである。

株価の上昇が役員の利益(報酬)に直結し、これが報酬に占める割合が大きいと、内容を伴わない株価上昇を役員が志向するといった問題も生じ得る。
また、ストックオプションの会計上の扱いが株式価値に悪影響を及ぼすなどの問題も生じ得る。

従って、私はストックオプションには原則として反対です。

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