富の偏在と投資・寄付
日本では、家計に占めるリスク資産(価格変動のある資産)の割合が、他の先進国と比べて小さい。
これは、「日本人はリスクを取りたがらないからだ」と一般的には言われるが、私は違うと考えている。
どこで読んだかは忘れたが、次のような意見があり、私もこちらの方が的を射ていると思う。
『投資は余裕資金で行うものである。従って、日本では「余裕資金」が少ないため、リスク資産の割合が小さくなる。逆に、米国に代表されるような、一部の人間が富を独占している国では、リスク資産の割合は大きくなる』
最近、日本でもワーキングプアが注目されているが、米国の方が酷い状況だろう。
米国では、ワーキングプアを生み出す一方で、経営者の報酬は、日本よりも一桁、場合によっては二桁多い。
これが健全な社会と言えるだろうか?公平・公正な社会と言えるだろうか?
『寄付』についても同じことが言えるだろう。
米国の「寄付文化」を賞賛する意見があるが、これも裏を返せば、「一部の人間による富の独占」あってのものだ。
不公正・不公平な社会構造の結果として、「一部の人間による富の独占」と「貧困」が生じているわけで、賞賛に値するものではないと思う。
日本は、世界で最も公正・公平な社会であると思うが、問題点が全く無いわけではなく、改善の余地はある。
より良い社会を目指して進んでいこう!
| 固定リンク

