トヨタの闇
解せない話もあるが、概ね知っておいた方が良い内容だと思う。以下、気になった部分を簡単に考察してみる。
- 大手マスコミは、広告収入に依存しているため、スポンサー様の批判をほとんどしない。
例外は、広告収入に全く依存していない「しんぶん赤旗」くらいなものだが、頑張っているマスコミとして、「東洋経済新報社」が挙げられていた。
東洋経済新報社は、「会社四季報」への依存が大きいので、他と比べると、広告主の圧力が少しは小さいらしい。
このことから、マスコミは、「売れる情報」を重視すべきではないかと思う。
芸能ニュースや恣意的に演出された「報道」などで関心を集めるだけの、不真面目なマスコミには無理か? - 独身寮がボロいことや、職場の周辺に娯楽が少ないことなどを批判的に書いているが、この辺は、揚げ足を取っているだけのように感じた。
- 報酬面で、「外資金融や大手マスコミの半分」との見出しがあるが、比べる相手が悪いでしょ。
外資金融や大手マスコミの報酬が適正なのかどうかを考えないと。 - 「会社の利益と配当は増えているが、給与は増えていない」ことが示されている。
これは立場の違いを理解する必要がある。
例えば、赤字なら「無配」の可能性もあるが、「無給」ということはない。
つまり、基本的に、株主は「結果に応じた報酬」を受け取り、従業員は「労働に応じた報酬」を受け取るわけです。
「労働に応じた報酬」の算定が適正かどうかは考えないといけないが。 - その他、残業・過労死・組合・自殺・欠陥車に関する情報公開・下請け社員への圧力・日本人だけが知らない反トヨタ世界キャンペーンなどは、消費者であれ投資家であれ、知っておいた方が良いと思う内容です。
裁判などを通じて、良い方向に変化していることも記されている。
この流れがさらに進むことを願う。
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